たかさんライフ

ポジティブに生きるにはコツがあります。このブログでは、産業カウンセラー、キャリアコンサルタントの資格を持ち、児童虐待の現場でも相談業務を経験してきた私が、前向きに生きたいあなたに人生を豊かにするヒントをお届けしています。

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これであなたも幸せになれる!?『心の引き算』のお話

幸せは妄想力で決まる 心の引き算の話

『幸せになるために、妄想なんかが役に立つの?』そんなふうに思った方もいるのではないでしょうか?

 

ハイ、ハ〜イ!それ私で〜す!!
妄想しても幸せはやってこないと思いま〜す!

 

ゆ、ゆうさん!?

 

だってさ、いいことが無ければ幸せって思わないじゃない?
だから、妄想したくらいで幸せになれるなんて思えないわ。

 

確かにいいことがあれば幸せだと思えますよね。
ですが、いいことが無かったとしてもゆうさんは幸せなんです。

 

心理学者であるポール・ドーランも、自身の著書『幸せな選択、不幸な選択 〜行動経済学で最高の人生をデザインする〜』の中で、私たちはたいてい、自分が手にしている幸せには気づかないと記しています。

 

私たちは、今とても幸せな状態にあります。ですが、その幸せに気づけないから幸福を感じることができないとポール・ドーランは言っているのです。

 

では、どうしたら幸せに気づくことができるのでしょうか。どうやったら、『私は今とても幸せなんだ』と思うことができるのでしょうか。

 

その具体的な方法として今回取り上げるのが、『心の引き算』という方法です。

 

今回は、自分の幸せに気づこうっていうっていうコンセプトね!

 

当たり前の話だと思われるかもしれませんが、自分の幸せに気づけば幸せな気持ちになれるんです。

 

心の引き算を知ると、今の自分が相当に幸福であることに気づけるようになります。

 

同じ時間を過ごすなら、何気なく過ごすより幸福を感じていた方が幸せだと思いませんか?

 

今回は、そんな幸福な時間を過ごしたいと願うあなたに、こんな時間割を用意しました。

 

 

最後まで、ぜひお付き合いください。

 

1時間目:銀メダリストより銅メダリストの方が幸せな理由

銀メダルより銅メダル

最初に、お届けするのは『銀メダリスト』より『銅メダリスト』の方が幸福度が高い理由についてです。

 

ちょっ、ちょっと待って!銀メダルって2位ってことよね?
3位の銅メダルの人の方が幸せってどういうこと?

 

銀メダルの人の方が順位は上ですが、幸福度は銅メダルの人の方が上っていうことです。

 

そ、それは分かるんだけど、どうして順位の低い方が幸せなのかを教えてくれないかなぁ〜。

 

アメリカのコーネル大学の研究チームは、1992年のバルセロナオリンピック開催中に銀メダリストと銅メダリストの幸福度を調べています。

 

その内容は、メダルが確定した瞬間の選手の表情を20人の判定員が調査するというものです。

 

この調査の結果、銀メダリストの幸福度は10点満点中4.8点だったのに対して、銅メダリストの幸福度は7.1点という結果になりました。

 

どうして銅メダリストの方が銀メダリストより幸福度が高くなったのでしょうか?

 

それは、比べる対象が違うからです。

 

具体的には、銀メダリストは金メダリストと自分を比較したのに対して、銅メダリストはメダルに届かなかった選手と自分を比較したということです。

 

なるほどねぇ〜。銀メダリストは、金メダリストと比べるから悔しい気持ちが強かったってことね。

 

そうですね。それに対して銅メダリストは、メダルに手が届いたという喜びの気持ちが強かったということです。

 

これが銀メダリストより銅メダリストの方が幸福度が高い理由です。

 

2時間目:心の引き算を使うと銀メダリストも幸せになれる

心の引き算を使うと銀メダリストも幸せになれる

 先程の銀メダリストと銅メダリストの幸福度の違いは、比較する対象の違いだということが分かりました。

 

つまり、幸せを感じたいと思うなら、何と比較をするかが大切だということです。

 

もし、銀メダリストの比較対象が金メダリストではなく、メダルに届かなかった自分だったとしたら、銀メダリストはどんな気持ちになると思いますか?

 

メダルが手に入ったんだもん!嬉しい気持ちになるわよね!

 

同感です。メダルが有るのと無いのとでは、気持ちが全然違いますよね。

 

実は、この『メダルに届かない自分を比較対象にする』という考え方が、今回ご紹介する『心の引き算』を使った考え方です。

 

銀メダリストが、メダルに届かない自分を想像した場合、頭の中にはこんな言葉が浮かんでくるのではないでしょうか。

 

『もし私がメダルに届かなかったとしたら、表彰台に上がっている人を眺めて悔しい気持ちになったんじゃないかな。そう考えると、表彰台にも上がれてメダルも獲得できた私は幸せ者だ!』

 

心の引き算というのは、実際に存在するものを差し引いた『無い』自分と、実際の『有る』自分を比較して物事を考えることで幸せを感じられるという考え方なんです。

 

 この心の引き算を使うことができれば、銀メダリストもより多くの幸せを感じることができるというわけです。

 

心の引き算かぁ。ものは考えようっていうけど、考え方って大切だなぁって改めて思ったわ。

 

考え方1つで幸せになれるって、素敵ですよね。

 

3時間目:心の引き算の効果を体験してみましょう

心の引き算を使ってみよう

 心の引き算がどういうものか分かったら、実際に使ってみてその効果を試してみましょう。 

あなたは今どれくらい幸せを感じていますか?

それでは、ここで1つ質問です。

 

あなたは今、どれくらい幸せを感じていますか?

 

0点(ひどく不幸)〜10点(うっとりするほど幸せ)の10点満点で今の幸福に点数をつけてみてください。

 

私は、控えめに言って8点くらいかしら?

 

(控えめで8点なんだ…)ボ、ボクは6.5点くらいです。

 

 さて、点数はつけられましたか?点数をつけられたら、目を閉じて次のことを想像してください。

 

あなたは突然目が見えなくなりました・・・目の前に広がるのは暗闇だけ。ユーチューブもTwitterもブログも見ることができません。家族の顔も、愛するあの人の顔も、何も瞳に映らなくなってしまいました。

 

そして、そんなあなたに更なる不幸が訪れます。両手を失ってしまったのです。杖をつきながら歩くことができなくなりました。食事も一人ではとることができません。車の運転どころかパソコンのキーボードすら打てません、そして、愛する人を抱きしめることもできません。

 

さて、ここまで来たら目を開けてください。

 

それでは、1つ質問をします。

 

あなたは今、どれくらい幸せを感じていますか?

 

私は、120点!今、すごく幸せなんだと思ったわ!

 

ゆ、ゆうさん、10点満点ですよ!ちなみにボクは、9点です。

 

この質問で大事なことは、『他人事のように考えるのではなく、あたかも自分が体験しているかのように想像を巡らせる』ということです。

心の引き算の効果

今回の質問は、目が見えない、両手も無いという『無い自分』を比較対象にして、実際には目が見える、両手もあるという『有る自分』の幸福さを感じてもらうためのものです。

 

目が見えない自分や両手がない自分を想像することが難しい(ショッキングすぎる)と思った方もいるかもしれません。

 

この場合は、例えばパートナーがいなくなったら自分はどうなるのか、携帯電話がなくなったら自分はどうなるのか、明日から戦争が始まるとなったら自分はどう感じるのかなど、別のものを想像してもいいと思います。

 

先程もお伝えしましたが、この質問で大切なことは、『他人事のように考えるのではなく、あたかも自分が体験しているかのように想像を巡らせる』ということです。

 

そして、この心の引き算の効果について、スイスの実業家であるロルフ・ドベリは自身の著書『Think clearly』で『脳に非常に大きな興奮を与えるため、慣れるこということはない。』と言っています。

 

慣れないってことは、心の引き算を使えばいつでも幸せになれるってことよね。

 

そうですね。この心の引き算の効果は、アメリカの心理学者たちの研究でもちゃんと証明されているんです。

 

まとめ

まとめ

今回は、心の引き算についてお届けしましたが、いかがでしたか?

 

まだ持っていないものについて考えるより、いま持っているものを持てていなかった場合、どのくらい困っていたかについて考えたほうがいい。

 

これは、ストア派と呼ばれる哲学者たちが2000年以上前に述べていた言葉です。

 

この言葉が無かったら、心の引き算は生まれていなかったかもしれません。

 

そう考えると、心の引き算を知ることができた私は幸せ者だと思います。

 

心の引き算でうまくまとめたわね!
でも、心の引き算で幸せになれるなら、いい考え方よね!

 

そうですね。心の引き算、ぜひ使ってみてください。

 

 今回も長文を読んでいただき、ありがとうございました。

 


Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法

 

おまけ 

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